便秘で腹痛体験談と深呼吸の重要性。
あれほどひどい便秘は初めてでした。 私は普段、2日に一度くらいのペースでしたが、お腹に残っている感覚もなく、 便秘だとは思っていませんでした。
ですがある日、2日を過ぎても出る様子もなく、3日、4日と過ぎ5日目 とうとうお腹がパンパンになりました。 さすがにこれはマズイ、と思い、便秘には水を飲んで腸を動かせばいい という話を思い出し、水を飲みました。 水を飲むと、なんとなく腸まで届いているのですが、反応がありません。 それでも少しずつ時間をおいて水を飲み、今度はトイレに入り便座に座りました。
座ることで便意が催すかなと思ったのですが、少しお腹がグルグルっと 鳴る程度でした。 水の量が500CCを超えたくらいで、パンパンに張ったお腹が ギクッとなり腸が動き始めたのですが、出てこないのです。 さすがにあぶら汗が出てきましたが、それでも出ないので 今度は便座から動かずに、深呼吸をしました。
私の腹筋が弱いせいか、腸が動きお腹も破裂しそうなくらいなのに 全く出てこない状態が続き、水分だけが出はじめました。 1時間ほど便座に座りましたがまったくダメでした。 座りながら手でお腹をマッサージしましたが、腸は動くのに まだ出てきそうにありません。 こうなると、どうすればいいのか、どうなってしまうのか 本当に分からなくなりとても不安でした。 それでもこのまま放っておくわけにはいかないので、 再び、水を少しずつ飲んで、便深呼吸しました。 気持ちを落ち着けて、水の流れに集中して、腸に酸素を送る気持ちで 大きく深呼吸していると、またお腹が痛くなってきました。
そして再び腸の中が動きはじめ、便秘も出はじめました。 ですが相当頑固になっていたようで、完全に出てしまうまでに 1時間弱かかりました。ホントに体力勝負で、全身汗まみれになりました。 私の場合は運動不足とストレスから便秘が起こるようで 心を落ち着けて深呼吸が効くようです。
実践した便秘解消法。
私は、トイレを我慢する癖があります。そのせいで、一度膀胱炎にもなったことがあります。行きたい時に行けばよいのですが、行きたいときに何か作業を行っている場合、そちらを優先してしまう為、結果トイレに行くことを後回しにしてしまうのです。
小さい方もそうなのですが、大きい方も我慢してしまっていました。後からわかったことですが、小さい方は我慢しても結局その時に出さないと尿意はおさまりませんが、大きい方を我慢すると、便の出るタイミングを失い、水分が不足して、便はその瞬間出なくなってしまうらしいのです。そんな事とはつゆ知らず、私は性懲りもなく我慢し続けていました。三日目に便を出していない事に気が付き、出そうと思いましたが、いくら頑張っても出ませんでした。
出ない日が五日目になった時、張っていたおなかが痛くなってきました。なんだか胃を圧迫するような気がして、食欲もなくなりました。とりあえず、水分が必要だと水分を沢山取りましたが、下痢の様な便が出るだけで、塊が出てきませんでした。下痢だと思っていましたが、便秘の便を通り越して出てきているだけだったようです。
腸を動かした方がよいと思った私は、なるべく歩き、日常の運動を心掛け、テレビで見た腸の体操をしました。 これがよかったのか、少しづつ硬い塊が出るようになって便秘は解消しました。私にはその運動があっていたのか、それで解消しました。
便秘ー外科での治療
数年前、突然の腹痛で理由が分からず苦しみました。ただの鈍痛だったものが痛い範囲がだんだん広がってきたので病院に行きました。
それまでに味わったどんな腹痛とも違い、まるでお腹の中身がすべてかき回されているような痛みで、常にお腹を丸めていないと絶えられないほどのものでした。
まずはかかりつけの内科に行き、医師は触診をしてお腹が張っていること、盲腸の可能性もあるということを話し外科への紹介状をもらいました。
外科ではレントゲンをとり、その結果は便秘が原因の腹痛ということでした。 映し出された写真には腸のかなりの部分を占めている便とガスがあり、痛みを止めるにはこれらを排出するしかないと言われました。 もう1週間以上はお通じがなかったので、下腹部が重く腸の中で便が硬くなっているようで自力で出すことができません。
それで浣腸をして一気に全部出してしまうという治療法が取られることになりました。あまりの痛みに恥ずかしさもなく看護師さんに浣腸してもらうとすぐに便意を催しましたが、全てを出すためには我慢しなくてはならないそうで数分我慢してからトイレに行き済ませました。
しばらくは鈍い痛みが残りましたが、2,3時間もすると腹痛はうそのようになくなりました。 しかしその経験があまりにもひどかったので、その後はプルーンや海草類を多めに摂るようにして便秘にならないように気をつけています。
高校二年生の夏の便秘腹痛体験談
あれは高校二年生の頃でした。夏休み前からどうにもお腹の右側が張っているような気がしていた私はそのときは便秘だとは思わず放っておいていました。子どもの頃から便秘ではないですが、あまりトイレに行く回数が少なくても自分の体調があまり悪くならないまま成長したのでそのときも便秘になっていたとは気づきませんでした。
だんだんと夏休みが近づいてくるとともにお腹の張りも強くなってきて、痛みを感じるようになりました。そのときはまだ夏休みにある職業体験への緊張からくる腹痛と思っていました。 いよいよもってひどくなって来たのが終業式の三日前でした。腹痛がひどく保健室で横になっていた所、養護の先生が腹痛が続いているようならなにか重い病気の前兆かもしれないからと、病院に行くよう勧められ、心配になり近所にあった大きい病院に診察に行きました。
簡単な面談と触診、レントゲンを経て出た結果は【便秘】でありそこでようやく私は最近、そんなに便が出ていない事に気づきました。教えられた対処法と下剤によりすぐに腹痛も収まり簡単に治ったのでなんだか恥ずかしいような気持ちになったのを覚えています。 対処法としてはしっかりと水分をとることと、たとえ便意が無くとも一日に一回はトイレでお腹に力を入れる事でした。